2005-10-04 祇園とハロプロと甲子園 つづき コラム 大和和紀さんの「紅匂ふ」という、ある芸妓さんの半生がモデルになっている漫画の中で次のようなセリフがあります。 「舞妓さんは天使やねえ。舞妓の衣装の肩上げは無垢な子供のしるしやろぉ。邪心も汚れもない天の子供というこっちゃ。ほして、そういう天使といっしょに遊ばはるお客さんはみな善人にならはるにゃ。それがお茶屋遊びというもんどっせ」 この部分を読んでいると、ハロプロのコンサートが思い出されます。天使(ハロプロメンバー)の笑顔に癒されつつ、お歌や踊りを楽しみ、子供にかえって遊ぶ(踊ったり、歌ったりいろいろ)。ハロプロのコンサートは、実はハコの大きなお茶屋遊びともいえるのではないでしょうか。