玉響 進化しつづける加護ちゃん

「玉響」は「たまゆら」と読みます。 こちらでは、加護亜依さんを大好きなsirchanが、ゆるやかに応援していきます。

Missラブ探偵〜〜世の中の女の子に捧げる歌

 昔、まだ若かりし頃、歌を好きになるきっかけは、あるフレーズが心にひっかかることでした。
 「淋しい熱帯魚」なら、「なぜなぜあなたじゃなきゃ駄目なの」
 ドリカムさんの 「忘れないで」なら、「忘れないで髪も指も声も」
 Kindaiのインタビューで、亜依さまののさまはそれぞれ、「Missラブ探偵」のお気に入りの部分として
 「気になる人がいます 気持ちが知りたいんです」(辻)
 「ふれてもいないのに体の真ん中にあたたかさを覚えたら」(加護)
と、挙げておられます。
 どちらも恋愛している女の子の自分の気持ちの状態を表しているもので、女の子に受け入れられやすい作詞になっていることが分かります。以前、つんくさんの作詞に対して「男の人なのに、どうしてこんなに乙女心がわかるのだろう、と思う」といったようなことを確か亜依さまがおっしゃられていたことがあると思います。ただ、つんくさんの描く乙女心はかわいすぎる、媚が入っているのかしら、と、今回の歌詞を見直しながらそう思いました。
「デュオU&U」を聞いて「Wって歌がうまいね。」と言ってくれた友人に「2nd W」を聞かせたところ、「私に対して好きっていわれてもな〜」という感想をもらいました。そのときは「そう?かわいいやん」としか思わなかったのですが、今となっては分かるような気がします。「男の人に向けた乙女心」か「乙女心そのものの発露」かの違いなのですね。そして、現役乙女には後者の方が受け入れやすいのではないでしょうか。
 ちなみにわたくしは「遠くから近くから覗いても何もみえない」の部分が好きです。CDでは、亜依さまが、嘆くような落胆するような絶妙な歌い方をなさっているので。
 レコーディング時に「じゃぁ、かっこよくお願いします」とお願いしたWのおふたりに、厳しくいってくださった森村メラさんのお陰で、かっこよく仕上がっているのも好材料でしょう。今までWに興味のなかった方(特に女子高生あたりかしら)の耳にとまってくれれば、と強く願います。
 「FRIENDSHIP」も聞いているうちにだんだん味の出てくる曲ですが、こちらについては、また後日。