玉響 進化しつづける加護ちゃん

「玉響」は「たまゆら」と読みます。 こちらでは、加護亜依さんを大好きなsirchanが、ゆるやかに応援していきます。

新曲「スッペシャルジェネレ〜ション」発売記念ミニライブ&握手会に物申す

 ベリーズ工房の広島でのイベントに参加してまいりました。「ダイヤモンドシティ」というショッピングモールの「えんとつ広場」というところが会場になっておりました。「えんとつ広場」というからには、大阪ナンバの「ロケット広場」のように、どーーんと煙突が立っているのかと思えば、果たしてその通り大きな煙突が立っておりました。ただ、ロケット広場と異なるのは建物の中の青空スペースにあるのではなく、建物の外側に立っていること。時計台のようなイメージでした。
 さて、整理券の配布時間が11:00〜12:00でしたので、11:40ごろにそちらに到着してみますと、何と広場からはみ出て整理券の受け取り待ちの行列ができているではありませんか。列の最後尾を探して歩いてゆきますと、ショッピングモールから出て外周の歩道に沿って列が伸びています。1000人くらいはいらっしゃるのではないでしょうか。暑さと人込みと列が全く進まないことでクラクラして参りました。
 ショッピングモールにお見えになったりお帰りになったりなさるお客さんの車が横をどんどん通り過ぎてゆきます。普通のお客さんもどんどん歩いてゆきます。わたくしたちは完全に晒し者です。
 たまに訝しげに思った一般のお客さんが尋ねていらっしゃいます。
まずは、わたくしの二人ぐらい前に並んでおられた男の子が捕まりました。
「すみません。何に、ならんで、いるのですか?」(片言の日本語で)
「・・・・」何と答えるべきか思考中。
「カイモノ?」
!(閃かれたらしい)「イベント!」
 確かに適切な答えです。
 他にも車で通り過ぎる若者が「何に並んでるの?」
 皆さんどう答えるべきか悩んでおりますと、ひとりの勇気ある若者が
ベリーズ工房!」
とお答えになっておられました。
 結局、小一時間ほど並ぶことになってしまいました。
 整理番号はそれほどよくなかったので、いっそのこと優先エリアの外からステージを拝見して、握手会のときに入場しようかと思っておりますと、整理券を持っている人はステージ観覧の時点で優先エリアの中に入っていないと握手させてもらえないというアナウンスが流れました。仕方ありませんので、入場してエリアの後ろのほうからゆったりと眺めることにしました。しかし、そこは振り付けをマスターしておられる方や回ったりロマンスしたりなさる方の巣窟、すなわちとても濃い場所でございました。面白かったですよ。
 どちらの会場でも新曲以外に1曲、過去の曲を歌ってくださっているのですが、広島では「ハピネス〜幸福歓迎!〜」でした。新曲の最後に、メンバーの中では大きい(最大ではなくなったそうですが)須藤茉麻さんが両手を上に挙げて「おいでおいで」をしてメンバー全員を集結させる振り付けがあるのですが、その振り真似が客席で次第に伝播してゆくのが印象的でした。同行したご主人様は常にニコニコと笑っていた千奈美ちゃんに釘付けになっていたようです。ステージは拝見していて危なげなく感じました。
 しかし、握手会です。雨がぱらつき始めておりましたし、人数もたくさんおりましたので仕方のないことですが、やはり本日もベルトコンベアー式握手でございました。「歩きながら握手してください!」とかような難しいことをおっしゃられる。握手していただく客と致しましてもつらいところですが、何よりそんなオートマティカルな握手をひたすら何百、何千と繰り返させられるベリーズ工房の皆さんの気持ちを考えるといたたまれなくなって参りました。実際必死な表情で、かように小さなお嬢さん方にこんなことをさせてよかったのだろうかという思いが後に残ってしまいました。
 握手はファンサービスではありますが、ベリーズ工房のような年端もゆかぬお嬢さんに行わせるのですから、彼女たちの活動のモチベーションを上げるものにもしていただきたいと思うのです。握手会をおこなうのでしたら、最近始まったファンクラブ限定イベントのように人数が限られるところで余裕をもってしていただきとうございます。
 最後に、そのような中でも力強い握手をしてくださった嗣永桃子さんのプロ魂は本当に凄いと思います。

ハピネス~幸福歓迎!~

ハピネス~幸福歓迎!~