玉響 進化しつづける加護ちゃん

「玉響」は「たまゆら」と読みます。 こちらでは、加護亜依さんを大好きなsirchanが、ゆるやかに応援していきます。

新曲「恋のフーガ」

 「デュオU&U」「ロボキッス」などなど亜依さまがお歌いになっているCDをたくさん借りてまいりました。これで漸くわたくしのipodも亜依podへと進化することができました。今、デュオU&Uを聞きながら更新しているのですが、突き抜けるような希美さまのお声と、色のある亜依さまのお声の組み合わせの美しさに改めてうっとりしているところでございます。ここのところ、ダブルユーのおふたりのかわいらしさを前面に押し出したロボキッスの虜になっておりましたのですが、あちらは総合芸術でございますゆえ、お歌に集中して耳を傾けることができているかと申せば疑わしいところです。
 ところで、おふたりの次の新曲は「恋のフーガ」だとか。最初にそのことを耳にしたときには、またカバーに戻るのかとショックを受けてしまいました。「ロボキッス」がダブルユーのおふたりのもつ魅力をオリジナルで十二分に引き出すことができていたのに、広い世代を取り込もうとした割には中途半端で終わってしまったように思えるカバー戦略に戻るのか、と。しかしながら、よくよく考えて見ますと、「ロボキッス」で余すところなく表現されていたWの魅力は、彼女たちの持っておられるたくさんの引き出しのひとつに過ぎないのです。そして、それを世間一般の目にさらすことができたのか、と申せば残念ながらそこまでは至らなかった、といわざるを得まぜん。
 12月には、フォトエッセイ「U+U=W」が発売され、「大人なツジカゴ」という切り口を見せておいて、2005年はそのまま大人っぽさを見せたプロモーションでゆくのではないのでしょうか。そのイメージをファン以外の一般の方にも届けるための再度のカバー曲ならば、歓迎して、どのような新曲でわたくしたちを幸せな気持ちにしてくださるのか楽しみに待とうと存じます。