ハロプロと創作活動

　ＵＦＡの自粛自粛で思いのほか騒ぎが大きくなっているように感じられる今回の安倍なつみさん盗作事件。人間が言葉を覚えるのも、まず真似から始まるのですから、素敵だなと思ったフレーズを書き溜める、という行動はとても真っ当なもの。安倍さんは悪意をもって「盗作」したのではなく、覚えたフレーズを使ってご自分の気持ちを人に伝えようとしたら、拙くて、ほぼ写したままの形になってしまったのでしょう。わざとしようが、知らずにしようが、「盗作」には違いないので、反省・謝罪はすべきでしょうが、ご本人の謝罪文は出ておりますし、こんなに報道もされましたし、２ヶ月も活動を自粛されますし、これで十分すぎるほどの罰を受けられたのではないでしょうか。その上、将来にわたっての創作活動まで制限する必要があるのでしょうか。それは事務所の職務怠慢に感じられます。うまく管理できないものは最初から禁止にしてしまえばよい、と。中学校の校則並です。恥ずかしい。
　彼女たちは表現で人々に感動や幸福を与えることを仕事にしておられるのです。そのような方々から創作活動を取り上げるとは本末転倒です。むしろ積極的に推奨して能力を伸ばしてあげるべき分野でしょう。
　どうか、これからも安倍さんはじめハロプロの皆様が創作活動を続けられるように、周辺環境を整えて下さるよう切に願います。