「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL」H.P.オールスターズ(初回版)感想
写真集は卒業アルバムのような構成になっております。
「クラス写真」→「個人写真」→「ひとり1ページの個人写真」(これは通常の卒業アルバムにはございませんね)→「スナップ写真」→「グループ写真」
最後に見開きで全員の顔写真が入っているのですが、こちらの部分が先生方のお写真ならば完璧な卒業アルバムでしたのに残念です。つんくさんやら、夏先生やら、何でしたら菅井先生も…。ですが、もし、つんくさんの出番を作ってしまいますと、おそらく見開きで登場なさりそうなので、前言撤回いたします。失礼しました。
われらがWがモーニング娘。を卒業なさるときには、「女子かしまし物語」という歌と娘。さんたちの温かみにあふれたPVが、素敵な卒業記念品となったと思います。今回のH.P.オールスターズの初回限定版は、来年1月にモーニング娘。を卒業する飯田圭織さんのために作られたCD付き卒業アルバムのように思われてなりません。飯田さんのモーニング娘。としての歴史を語るにあたり、5万枚の手売りから苦楽をともにしてきた中澤さんと安倍さんをはずすことはできませんし、ハロー!プロジェクトの核であるモーニング娘。のリーダーを長く務められた労は、ハロー!プロジェクト全体でねぎらわれるべきでしょう。
そう思って改めて集合写真(CDのジャケット写真)を拝見すると、飯田さんは真ん中の列の中心から少し右より位置にいらっしゃいます。「みんな、みまもってるよ♪」といった雰囲気です。さらに最後列右端では中澤姐さんが睨みをきかせておいでなのですが。どうして初回版のジャケット写真はWのおふたりが後ろの方なのだろうと不満だったのですが、もしこのような意味があったのなら、卒業生が圭織嬢より前方に出るのは不適切です。前は若い子でよいのです。
写真集に強く惹かれたため、歌について述べるのが遅くなりました。
全体を通して、つんくさんの声(だと思うのですが)が、耳につきました。特に3曲目の「好きになっちゃいけない人」。
そして、2曲目の「三角関係」、3曲目の「好きになっちゃいけない人」、さらにつけたせばベリーズ工房の新曲「恋の呪縛」。全部、両思いなのに、素直に好きとはいえない恋を歌っています。恋愛ものの王道ではございますが、切なそうな歌詞の歌が続いたものですから、つい、つんくさんがそういう心境なのかしら、と勘繰ってしまいました。
結論。46人の中に混ぜてみても、亜依さまの美しさは異質でございます。ただ単に綺麗だとかかわいらしいだとかそういうものではなく、写真なのに背景の空気がやわらかく感じられるのはなぜでしょうか。
ご主人様へ
「紺野さんがかわいらしいですよ、どのお写真も素敵ですよ」