玉響 進化しつづける加護ちゃん

「玉響」は「たまゆら」と読みます。 こちらでは、加護亜依さんを大好きなsirchanが、ゆるやかに応援していきます。

モーニング娘。コンサート THE BEST of Japan 夏〜秋

 アリーナ17列目に連番がある、ということでご主人様に連れられて、参戦してしまいました。そんなに前は初めてでございます。前回のあややコンの前までは、肉眼で見ようとすれば、お顔は米粒みたいになってしまって、どなたか見分けるのが大変、という程度にしか見えないような末席ばかりだったのです。あややコンでやっと2階席の最前を確保し、亜弥さまに微笑みかけていただいて、必死に手を振らせていただいたばかりでございました。
 さすがに、そのようなことはありえないでしょうが、17列目ですとオペラグラスなしでも娘。さんたちの表情が拝見できるかもと楽しみにして参りました。応援目標は、新垣さん、亀井さん、あたりで。
 12人のモーニング娘。さんは、なかなかバランスがよく好感が持てました。途中で二組に分かれて歌ってくださったので、おひとりおひとりをゆっくりと見ることができて、とてもよかったです。分類方法は「矢口さん率いるヤングチーム」と「アダルトチーム」といった感じで、ヤングチームが「ハッピーサマーウエディング」と「抱いてHold on me!」、アダルトチームが「サマーナイトタウン」を歌ってくださいました。ハピサマの台詞部分「紹介します。証券会社にお勤めの杉本さん〜」を矢口さんが担当しておられたのですが、本当に娘に彼氏を紹介してもらっているような気分になりました。「抱いてHold on me!」では、田中れいなさんの色気に当てられてしまいました。サマナイは、飯田さん、藤本さん、石川さん、吉澤さん、紺野さんの5人だったのですが、「ここはびしっと大人が締めておきますよ」、と言わんばかりの歌いっぷりでした。もともとの曲の雰囲気は「サマーナイトタウン」より「抱いてHold on me!」の方が大人っぽいような気がするのですが、この割当てでよかったと思っております。
 この次が「AS FOR ONE DAY」でございました。美貴さまの台詞からはじまりました。それが、亜依さまの台詞じゃないことに、猛烈な淋しさを覚えてしまいました。
ここに、至るまでにも、「ザ☆ピース」の「ピース!」の部分で屈託のない笑顔を見せる亜依さまがいらっしゃらないのでさびしいな、とは思ったのですが、同時に「この梨華ちゃんを拝見できるのもあと少し」と思ったので、この淋しさと混ざったのかしら、とあまり気にしないようにしておりました。しかし、ここではっきり致しました。わたくしは、亜依さまのいらっしゃらない寂しさを紛らわすために、「誰誰がかわいい、かっこいい」と思おうと心がけていたようです。自覚してしまうと、「ここにいるぜぇ!」も楽しいのですが、悲しいのです。この2曲はどちらも亜依さまが前に出ていらっしゃったものですから、特にそう感じてしまったのでしょう。
 決して今のモーニング娘。さんを否定する意図はございません。「Mr.moonlight」などは今の吉澤、藤本、小川体制の方が素敵だと思います。ひょっとしたら、この曲では亜依さまはバックダンサーだったから、冷静に見ることができているのかもしれません。
 その後も、娘。ヒットパレードを満喫して、新曲も拝聴して、追い出しの「Go Girl」を楽しむファンの皆さまの中に紛れてみたりも致しました。
 それでも、帰り道、夜風に吹かれて淋しかったのは、わたくしが間違いなく加護右翼だった証なのでせう。

 コンサート自体は、ひとりひとりがそれぞれに輝いていて、「旬」を感じさせるいいものでございました。