「W no eizo no sekai」 フラゲ日
生まれて初めて発売日にDVD(CDも含め)を購入しました。
家の近くのタワーレコードへレッツゴー。
でも田舎だからフラゲ日に入荷されるのかしら、と不安を覚えつつ
店内を見回しました。J−POP CD の棚には
「恋愛戦隊シツレンジャー」
「恋のヌケガラ」
とハロプロものが一番上に並べられておりますが、
「ロボキッス」
は見当たりません。
「Wの映像の世界 vol.1」
は「ロボキッス」と同日発売なので、危機感が募ります。
わたくしは街まで出かけないといけないのかしら。
しかし、そのとき、目ざとく見つけました。壁のリリース情報。
「W 新曲 10/14発売 10/13PM入荷」
10/13 PM入荷!!
そのときの時刻、13:00過ぎ。
もう、入荷されているかしら。
どきどきしながら、レジの店員さんに質問しました。
「Wの映像の世界、もう入荷してますか?」
「え?何ですか?もう一度おっしゃっていただけますか?」
などと言われることもなく、即座に段ボール箱の中から
「こちらですね」(にっこり)
と、このパッケージが表れました。
Wの認知度も高まっているな、と満足しつつ、
店を後にしました。
感想
当たり前ですが、シングルVと一緒。
最初の誕生の部分は何度拝見しても素敵です。
W最初のPV集のトップを飾るのは、やはりこれしかありません。
Winkさまに敬意を表して、無表情で踊るお二人。
Wではなかなかないことなので、印象的です。
この映像があればこそ、アップのときの細かい表情が生きるのだと思います。
わたくしはこれを拝見して、
「つじちゃんもかごちゃんも立派になって…」
と少し涙しました。
- 待つわ
ひたすら白一色のキッチンに白いソファが一脚。
そこに赤、青、緑とドレスの色を変えつつ二人が登場します。
亜依さまの物憂げな表情に胸打たれ、
希美さまの一途な瞳に射抜かれ、
そして、耳にはおふたりの絶妙なハーモニーが侵入してまいります。
あみんさまも、まさか20年後にこんなにバージョンアップされた
「待つわ」が生まれるとは夢にも思われなかったことでしょう。
- サウスポー
一転コミカルなPVとなります。
CGのスタジアムでコンサートをするWのおふたりと
バッター加護、ピッチャー辻、の対決の二本仕立て。
対決の中でふたりが見せる表情がさまざまに変わるところに
Wの本領を感じます。
- 白い色は恋人の色
緑の多いカフェで白いドレスのお二人が腰掛けて歌われます。
静かな曲調に合わせて、カメラワークも静かです。
おふたりも立ち上がったりせず、ずっと座り続けです。
サウスポー、あぁいいな、と騒がしく仕上げたい作品の間に
こういうのを入れて、視聴者が休めるようにしているのは
初心者にやさしいつくりだと感じました。
- ああ、いいな!
明るく、元気な、おもちゃ箱のような映像作りです。
なまずが胸に「鯰」と書いていたり…。(ドラのなまずより
こちらのなまずの方がへんで好きです。)
会社の人権教育で、挿絵で生活のいろんなシーンが描かれているポスターを見せて
「このポスターの不適切なところを挙げなさい」というものがあります。
答えのひとつが、
「男性が会社で働いてる絵で、女性が子どもと一緒にいる絵であること。
お父さんは外で働いて、お母さんは家で子どもを育てる、という固定観念に
縛られているから。」
その是非はさておき、わたくしは謝罪せねばなりません。
固定観念に縛られておりました。
確かに彼女たちは「お城なんかになってたらいいな」としかおっしゃってません。